いきなり本題ですが、2014年10月末時点で最も速いプロバイダはNURO光通信。
これは公式サイトのスペックを見ても下り最大2Gbpsの速度が明記されています。
数ある光通信を利用したプロバイダが理論値上限の1Gbps止まりであることと見比べて群を抜いています。
なぜ、NUROは速いのでしょうか?
最速プロバイダの秘密を検証していきたいと考えます。
世界最速を実現したGPON通信
NURO光(プロバイダ)で提供している世界最速の下り2Gbpsの実現は、ヨーロッパにおいて標準的な通信規格となりつつあるGPON通信を採用したところがサービスの肝(キモ)。
通信拠点とユーザー宅を新規格のGPON通信でネットワークを結んだ点が通信速度の品質を維持することに役だっています。
GPON (ジーポン)“Gigabit Passive Optical Network”
通信局から加入者宅までの光ファイバー回線において一本のファイバーを複数の利用者で共有するPON技術の方式の一つで、独自形式の固定長のフレームを用い、内部にATMやEthernetなど様々な通信方式のフレームを混載できるのが特徴。
ITU-T標準化規格G.984シリーズで規定された伝送技術で、通信速度は最大2.5Gbpsまで対応。
どんだけ速いの?2Gbpsの速さを実感できる比較
NURO光の提供する、下り2Gbps(2048Mbps)というのは、使い切れないほどのオーバースペックです。
パソコンの周辺機器や従来の通信インフラと比較してみましょう。
PCとのデータ送受信速度
- 56kbps:アナログ回線モデム
- 128kbps:ISDN回線モデム
- 12Mbps:USB1.0 最大通信速度
- 480Mbps:USB2.0 最大通信速度
- 800Mbps:IEEE 1394bの最大値
- 1Gbps :光ファイバー契約通信最高値
- 1064Mbps :IDE (Ultra ATA/133) の最大値
- 2Gbps :NURO 光 通信最高値
- 3Gbps :シリアルATA 2.0 - 2.5の最大値
- 5Gbps :USB Super Speed (USB3.0) の最大値
- 6Gbps :シリアルATA 3.0の最大値
我が家の周辺機器はほとんどがUSB2.0でパソコンと接続されています。正直、USB2.0がこんなに遅いというか、2Gbpsがいかに速いのかを調べ(まとめ)ながら実感することができました。
ちょっと前のハードディスクの主流だったIDEの書き込み速度よりも速いのか・・・。
NURO光の3つのサービス
世界中で最も速い通信速度を実現していることがNURO光のサービスのひとつ。
しかし、速い通信速度だけではなくプロバイダとして使って嬉しい機能が三つユーザーのために準備されています。
- 無線LAN 機器も最大速度450Mbpsを(無料)標準装備
- 5台までインストールできるセキュリティソフトが無料
- 電話番号が変わらないIP電話
最大速度450MbpsのWi-Fi機器を標準装備
せっかく、最も速いプロバイダの通信回線を利用していたとしても、引き込んだ家のなかで古いWi-Fi(無線LAN)機器に接続していたら十分な速度が出ずに満足することがありません。
→ 【参考】wi-fi(無線LAN)が遅い場合の対処法
現状で最も速いWi-Fi(無線LAN)機器も無料で標準装備されます。ご自分で1~2万円程度で購入・準備する必要はありません。
NURO光は関東限定でサービス展開
さっそく、この世界最速のプロバイダを導入したいと考えたインターネットユーザーも多いことでしょう。
しかし残念ながら、現在のところNURO光のサービス提供エリアは関東一都六県に限定されています。
下のバナーから、お住いの地域がサービス提供エリアに該当しているかどうか、ご確認ください。
なお、大規模マンションへのサービス供給も見合わせています。現状では通信品質に自信のある一戸建てへのサービス提供がメインになっています。