最近では、テレビCMもガンガン放映しているのでNURO光の認知度が上がりました。
とくにリッチコンテンツを求めている人や、情報リテラシーの高い人ほど、より高速なインターネット環境を求めてNURO光に行き着く傾向があります。
NURO光の速さの理由を紹介します。
NURO光の評判
少し古い体験記事ですが、回線&プロバイダーをNURO光に乗り換えた人の体験記事(評判)が面白いです。
- フレッツ光・・・・64.01Mbps(下り)
- NURO光・・・・・640.7Mbps(下り)
有線で接続すると、下り640Mbps!!!まあ、公称2GbpsMAXですので、低いとはいえ、640Mbpsはビックリ!
ちなみに、フレッツ光は、有線で、64Mbpsですので、NURO光は10倍です!
基本料金が下がって、さらに性能は10倍というのは、やらなきゃ損ですね。
フレッツ光を撤去しないまま、NURO光を導入しているので、
ほぼ同時刻に、同じ環境でスピードテストをしているところが興味深い。
NURO光は光ケーブルをギリギリまで引き込む
NURO光は、通信事業者(NTT)の光ケーブル(ダークファイバー)を借りています。
ちょうど各家庭の引き込みとなる部分で、電柱から屋外に設置する部分までがNTTの工事担当。
そこから家庭内のONUまで回線を引き込んで繋ぐ工事をNURO光が担当します。
NURO光に申し込むと、「宅内工事・屋外工事で2回の導入工事が必要です」と言われるのはこのためです。
工事を待たされるという、NURO光の悪い口コミがされるのは、屋外工事に集中しています。
分譲マンションの場合、光キャビネットから各住戸へ引き込む線を、光ファイバーではなく電話線で代用することがあります。これをVDSL方式と言い、フレッツひかり・au光などが導入しています。
光ファイバーを電話線で代用するのだから、VDSLの速度が落ちて当然です。
NURO光では、光キャビネットから各宅内配線も電話線でなく光ファイバーを導入しています。一戸建ての宅内工事はもちろん、分譲マンションもONUまで光ファイバーです。これがNURO光の速度が速い理由の一つです。
(フレッツ光/KDDI)GE-PONは最速で1Gbps (NURO光)G-PONなら最速2Gbps
さらにNURO光の速さの理由は、G-PONと呼ばれる通信規格にあります。ちなみにフレッツ光・auひかりはGE-PONという通信規格を利用していて、GE-PONの最速の上限値は1Gbps。NURO光が導入しているG-PONなら最速2Gbpsが上限です。
日本国内では(フレッツ光がを導入した経緯があって)GE-PONが広く普及しています。普及しているからGE-PONの方がコストを安価に抑えられます。日本国内では少数派のG-PONも、海外(欧州・中国など)多くの国で普及していて、むしろG-PONがメジャーな通信規格となっています。
GE-PONに比べてG-PONは、光回線の様々な通信障害を少なくしている技術です。
GE-PONが未舗装で凸凹の道だとすると、
G-PONがアスファルトの舗装路。
同じ車が走った場合、どちらがよりスピードが出るか、イメージがしやすいと思います。
通信事業者は通常局舎に置く設備と、お客様の家に置くONUという機械を使ってサービス提供をしています。
そこに僕らは『GPON』という通信規格の設備を導入することにしたのです。そして、それに対応するGPON規格のONUをメーカーさんに作ってもらいました。このGPONは規格上、下り最大2.5Gbpsまで出ます。
後発参入になりますので、競合相手と同じことをやっても仕方ありません。どうせやるなら世界で一番スピードが出せるものを、ということで、日本では導入事例があまりなかったGPONを持ってきたんです。