光回線に切り替えたのにインターネットが遅い・・・。
Youtubeの動画がサクサク見れると思っていたのに、
これなら近所の無料Wi-Fiを利用したほうがよっぽど快適・・・。
こんなことって、ありませんか?
光回線なのにインターネットが遅い原因を症状別に究明していきます。
パソコンと周辺機器が古い(時代的陳腐化)
光回線なのに、知らず知らずのうちにスピードが落ちていって。
気がついたら「ADSL並みに通信速度が遅くなっていた」というのはよくある話。
パソコンの周辺機器がインターネットに繋ぎっぱなしの場合、24時間365日ブラック企業も真っ青な労働環境。
たとえそれが機械であっても、時折リフレッシュは必要です。
インターネットの通信速度が遅いと感じたら、パソコンを再起動させるように、通信機器も電源を切り・ケーブルを抜いてリフレッシュさせましょう。
それでも光回線の通信速度が改善されない場合には、機器の更新を見直す必要があります。
光回線といえども、10年前には想定していなかった負荷が通信網にかけられています。
これは、iPhoneやテレビなどの家庭内Wi-Fiを利用する機器の増加が原因。これについては後で述べます。
ルーターやモデム、無線LANなどのパソコン周辺機器は、購入した当時には「こんなハイスペック必要ないだろ?」と想定していなかったハイスペックが求められています。
いわゆる時代的陳腐化問題。
アナログのブラウン管テレビでは、データ通信でクイズ番組の投票をすることはできませんね。
- 12Mbps:USB1.0 最大通信速度
- 480Mbps:USB2.0 最大通信速度
- 800Mbps:IEEE 1394bの最大値
- 5Gbps :USB Super Speed (USB3.0) の最大値
ハードディスクドライブの高速化
- 1064Mbps :IDE (Ultra ATA/133) の最大値
- 3Gbps :シリアルATA 2.0 – 2.5の最大値
- 6Gbps :シリアルATA 3.0の最大値
例えば、ケーブルの規格だけでも上記のように日々進化しています。ハードディスクの書き込み速度にも時代の移り変わりが分かります。
ルーター・モデム・無線LANなどのパソコン周辺機器も定期的に更新する必要があります。
無線LANを利用する機器が増えた
光回線なのにネットが遅い原因として考えられるのは、以前よりもその回線を利用する機器(端末)が格段に増えたこと。
- iPhone・Androidなど携帯端末
- ノートパソコンやiPadなどのタブレット
- DS・プレステ・SWITCHなどのゲーム機
- テレビ・冷蔵庫などの家電製品
- 防犯カメラ
これらは、すべて光回線の無線LANを利用しています。
回線にはそれだけ負荷がかかっているということ。
光回線の導入当初は、これほどの高負荷は想定していません。
当時ブロードバンドと呼ばれていた、いわゆる高速回線はネットに繋ぐ30人に一人くらいのコアなファンのためのものだとされていました。
しかし、現代では機種変更で使わなくなったiPhoneを無線LANにつないでLINEをしたり・ネットゲームをしたり・・・。とにかく普通の家庭でも、光回線に掛かる負荷が高くなっています。
これは、マンションや地域であっても同様。同じ地域の人が同じプロバイダを利用しているケースは少なくないです。そもそもマンションは、引き込んでいる回線業者の数が限られているのでユーザーは選択肢が少ない。
一戸建ての場合も(地域で)プロバイダーが一社に偏ることが少なくありません。
近隣一帯をローラー営業をかけたプロバイダ業者の成果といえます。
マイナーなプロバイダーに切り替えれば速くなる
光回線は水道管と同じ。同時に使う人が多くなるほどインターネットは遅くなります。
水道であれば、みんなが同時に水道を出しっぱなしにすると水圧が下がりますね。
だから、「光回線なのにネットが遅い」の防止策は回線・プロバイダーを変更すること。
業者を切り替えればモデムの交換とWi-Fiを無償提供も受けられます。
通信機器のリフレッシュもあわせて更新できるので一挙両得。
近所の人が使っていない、聞いたことのないようなプロバイダーに切り替えることでも、インターネットが高速になります。